2007年 6月

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2007/6/14
今朝、出勤前にばたばたしている時の話。
はなちの写真に向かって「はなち〜、お仕事行ってくるね」と挨拶をした後、
奥さんにも「行ってくるよ」と話していたら、ちょうど携帯電話が
ブルブルッと振動。
こんな時間に誰から電話?と思って画面を見ると、
単に
アラーム機能が働いてブルッていただけだった。
なーんだ、びっくりした(^^;

それからすぐに家を出て、駅までの道を歩いていて、ふと思った。

ん?待てよ?
さっき鳴った時間にアラーム
設定した覚えないぞ?!

すぐに携帯のアラーム設定時間をチェック。
俺の携帯はアラームが8ポイント設定できる。
ところが、設定されている時間はどれも全然違う時間。
さっきの時間に唯一近いとしたら、目覚まし代わりに設定している時間。
もしや、スヌーズ機能を
止め忘れたか?とも考えたけど、
仮にスヌーズ機能が有効になっていたとしても、
3分おきに10回のMAXでも30分しか有効にならない設定にしてる。
今朝鳴った時間にはどう考えても


  
鳴るはずがない(・_・;



...はなち来た?!!

はなちが「行ってらっしゃい」言ってくれた???
そう思うしかない不思議な出来事。
そうじゃないとしたら携帯のバグか?(^^;


また来てね(^-^)

2007/6/12
今日はトラップが2つありました。

1つ目のトラップ。
今朝、通勤中にipodでランダム再生して音楽を聞いてたら、
松田聖子のトリビュートアルバム中の1曲「あなたに会いたくて」に
ぶち当たってしまい、歩きながら泣きそうになってしまいました(^^;
曲の設定は違うんだけど、勝手にはなちとのことに変換しちゃって。
なんとか持ちこたえたけど、あぶなかった。

2つ目のトラップ。
仕事中はとりあえず大丈夫だったけど、帰りがけにキタ。
帰ろうとしてバッグをゴソゴソやってたら、
中から
ペットトイレシーツが1枚出てきた!
大学病院に行った時に、予備に持ってったやつだ。
これはダメだ。
思い出しちまった
「お先に失礼しまーす!」と、速攻で退社しました。

そして
ハッピーも2つ

帰宅すると、はにぃさんからはなちにお花が届いてました。
はにぃさんとは会う気マンマンだったんですよ。
ももをさんとはなちを会わせたかったです。
実際に話すのは初めてでしたけど、電話でお話しました。
ブログから想像するイメージそのまんまの方。
とーっても明るくて、話してると自然に元気になる感じ。
はなちのためにほんとうにありがとう。
そしてこれからもヨロシク。


三輪車に乗っててかわいらしい

そして、アリサさんからも贈り物が届いていました。
坊主さんこと書家「田中太山」さんの漢詩、
そして、以前お会いした時のお写真、お手紙も添えて。


いっぱいありがとう

この坊主さん、以前、ちびたくの名前で詩を作ってもらったことがあります。
さらにさかのぼると、新婚の時、夫婦2人の似顔絵を描いてもらったこともあります。
今回は「
」の名前をもとに詩を作ってくれました。
アリサさんが思い入れたっぷりに
はなちのイメージを伝えてくれたようです。
詩から、はなちの笑顔と力強さが伝わってくる様。すばらしくて
泣ける




なんだか、変な言い方かもしれないけど、
はなちがいなくなった今の方が、存在感が強くなってる気がします。

この先もずっとはなちを感じていたいし、
みんなにもはなちのことを忘れてほしくないし、
もっとはなちをいろんな人に愛して欲しいし。
そう思ったから、「はなちのいえ」は続けます。
これからも応援よろしくお願いします!

2007/6/10
午前中、外は雷雨。激しい雷がゴロゴロ言っています。
はなちにいっぱい触れました。
肉球の匂いを嗅ぎました。
マズルにキスをしました。
手をにぎにぎしました。
この感触も今日が最後です。

クリンクリンしてる耳の後ろの毛、しっぽの毛、耳の毛、
ヒゲ、そして爪を形見として取っておきました。
それらを小さなビニール袋に入れ、僕達のお守りにしました。


やさしさのお守り

昼の12:30。移動火葬車がやってきました。
さっきまでの雨は上がっています。
はなちを棺に移し、最後のお別れです。
一緒に火葬してもらうために棺の中に
大好きだったくまのプーさんのぬいぐるみボールと、ひっぱりっこしてよく遊んだロープ、
オヤツのチーズ、ニボシ、スナギモ、僕ら家族の匂いをつけたガーゼ、
家族みんなで宮ヶ瀬に行った時の写真、
今年の正月に撮ったじいちゃん・ばあちゃんとの写真、
そして、たっくさんのお花を入れました。
お花に囲まれて幸せそうでした。
最後まで本当にかわいかったよ...。


かわいい棺で良かったね

火葬後、骨壷に入った遺骨が返ってきました。
みんなからもらったお花を居間に飾り、
その真ん中に骨壷を置きました。
しばらくはうちに置いて供養をするつもりです。

外は快晴。朝の雷雨はウソのよう。
つい、虹の橋が出てないか探してしまいました。

その後、これまではなちを診てもらった御礼を言いに
動物病院の先生にご挨拶に行きました。
家に戻って玄関を開けると、さびしさがどっと押し寄せました。
いつも帰りを待ち構えているはなちがいないんですもの。
はなちに出会うまでは、ワンコなしの生活が当たり前だったけど、
今となっては生活のバランスが崩れた感じ。
これから少しずつバランスをとっていかなきゃな。

それから、ポストにコナッちゃんからの贈り物が入っていました。中身はCD−R。
これまで会った時にコナッちゃん達が撮ってくれた写真を
CD−Rに焼いてくれていました。
うちら家族全員の写真がラベルになっています。
とても嬉しかったです。


ありがとう!コナッちゃん

2007/6/9
6/8の深夜。日付は変わっていますが、
僕も奥さんもなかなかはなちのそばから離れることができません。
はなちとの毎日を思い出して泣きまくりました。

はなちはおりこう過ぎるほどおりこうでした。
はなちは金曜日に病院で亡くなりました。
もし、大学病院での検査日より前に家で死んだとしたら...。
お腹を開けることも無く、結局原因もわからず、
僕らはずっと悶々とした気持ちをもつことになっていたでしょう。
それに、目の前で死んでしまったら、
僕らはそのショックを長い間引きずり続けることになったでしょう。

それから、この週末に両親がうちに遊びにくる予定がだいぶ前からありました。
ところが今回のはなちの病気が長引き、検査が週末になる可能性があったので、
つい1週間前になって急遽、訪問の予定を延期することにしました。
そして今日、僕の父が
急に体調を崩し検査入院をすることになりました。
十二指腸潰瘍による出血があり、病院ですぐに処置を行ったので
大事にはいたらないで済みました。

はなちは、みんなに
最後まで気を使ってくれたのだと思います。
金曜日までがんばれば大学病院で原因を僕らに分からせることができる。
そして、僕らに安楽死という選択をさせることで、
僕らの気持ちを少しでも楽にすることができる。
それに、両親の訪問を延期にすることで僕の父さんを助けることができる。

とても生きていられる状態でなかったはなちが
金曜までがんばったのは、きっとそのためなんです。
今日会社を休んで、はなちの最後の日に一緒にすごせてよかった。

僕達が泣いているそばでは、ちびたくは妙にテンションが高いまま、
深夜だというのに遊びまわってました。
当然、2歳のちびたくは、
はなちの死というものはわかっていません。
はなちゃん!はなちゃん!と言って、はなちの口元に手を持っていき、
「はな!ペロペロ!」って言って、いつものように手を舐められるのを待ってます。

その後、ちびたくがはなちの首輪を
自分の首にセットして、
「さんぽっ、さんぽっ」と、四つんばいになり歩き出しました。
今まで、そんなことしたことなかったのに。

ソレを見て、
はなちの魂がちびたくにのりうつってるのかも?と
一瞬、ありえないことを考え、
ちびたくにオテ!をやらせてみたり、
「はなちなの?!なんかしゃべって!どんな気持だったの?」と声をかけたり(^^;
まぁ、そんなことはあるはずないのですが...。
そんな行動をちびたくがとったのも、何かいつもと違うことが起こっている、
ということを
本能で感じたのかもしれません。

ちなみに、葬儀は
日曜日のお昼に火葬することに決めました。
火葬後、返骨してもらい自宅でしばらく供養し、その後、お寺に納骨します。

そんなこんなで深夜4:00ぐらいになってやっと寝ました。

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朝7:30、目が覚めてそのまま起きました。
病院から引き取ってきた時の箱からはなちを出してあげ、
いつものベッドに移して寝かせてあげました。
おもちゃ、ご飯、オヤツ、トリミングの道具、写真などを並べてあげて
仏壇を作ってあげました。
オヤツは。もう好きなだけ
、食べて。

しばらくして、コナッちゃんからメールが。
お花を玄関に置いておいたと。
玄関をみると立派なアレンジメントフラワーが。
すぐに電話して、うちに招きました。
コナッちゃんとだんなさんは横たわるはなちを撫でてくれました。
はなちのことを思って、泣いてくれました。
コナッちゃんちのほいみんと一緒にお散歩に行く約束をしていたのに...
その
約束は実現できなかったけど、
今後も、ほいみんに会いに行くからね。よろしくね。


コナッちゃん達、俺らより泣きすぎだよ


しばらくして、同じマンションに住む友達2人がお花を持ってきてくれました。
マンションに住んでからすぐに知り合い、はなちの大ファンになってくれた奥さん達です。
はなちもとってもなついていました。
自分が飼っていたかのように悲しんで、涙を流してくれました。
はなちも
いっぱい撫でられて嬉しかったと思います。


今日は来てくれてありがとう。これからもよろしく

さらに少ししてから、お花が届きました。まきさんからでした。
前から会おうと思っていたけどなかなか機会がなく、
なんだかんだで最近になってやっと会えた、つぶちゃん、ゆずちゃん。
今後はちょくちょく会えるかと思っていたのに...
メールで病院を紹介してくれたり、色々と心配してくれてありがとう。
はなちはいないけど、近くに遊びに来たときは誘ってください。
ゆじパンチ、喰らわないように鍛えときます。

その後、奥さんのご両親がはなちに会いに来ました。
遊びに来たときはいつも、尻尾ブンブン振り過ぎ。
お義父さん&お義母さんは、
はなちが
一番なついている人かもしれません。

最後にお義父さん&お義母さんと会えて、はなちは本当に嬉しそうでした。
気のせいかもしれませんが、昨日より口角が上がって
笑っているよう見えました。


はなち!じいちゃんとばあちゃんが来たよ

こうしてはなちの周りは、あっという間に
キレイな
お花でいっぱいになりました。
はなちがこんなにもいろいろな人に愛されていたんだ、ということを実感しました。

ホームページで知り合った人、
お散歩中に声をかけてくれた人、
旅行中に知り合った人。
はなちがいなかったら知り合えなかった人達がどれだけいたことか。

この、ぎゅっと詰まった
6年間
たくさんの出会いを呼び寄せてくれてありがとう。
楽しい時間をいっぱいくれてありがとう。
たくさん癒してくれてありがとう。
うちに来てくれてほんとうにありがとう。

夕方、気晴らしのつもりでみんなで散歩に出ました。
今まではなちと歩いていた散歩道。
はなちがいないだけで、こんなに悲しい気持ちになるなんて。
しばらくは
悲しい道を歩くことになりそうです。


はなちのために、お花をありがとう

2007/6/8
朝6:00起床。
やっとこの日がやってきました。今日までほんと長かった。
車に乗り込む前に、はなち、1週間ぶりのう○ちをしました。
宿便がでたのか、クリーム状で色がかなりドス黒い。
念のために、う○ちを包んで病院に持っていくことにしました。
はなちを抱っこしていた奥さんは、洋服にう○ちを浴びて着替える羽目に。

予約時間の9:00ちょっと前に、やっと病院に到着。
受付を済ませ診察を待ちました。



はなち!大学病院に来たよ!もう少し辛抱して。

9:00ちょっと過ぎになり検査を行うことになりました。
検査待ち1時間程度で担当の先生から途中経過の報告がありました。
エコーでみるとやはり
胆石があるのが確認されました。
もともと何らかの感染症などが発端となり、
肝臓から送り出された胆汁が胆管で固まったらしいです。

さらに白血球の数値が異常に高すぎ。逆に赤血球は低すぎ。
その他もいろいろな検査結果が平均よりも逸脱した値になっていました。
今ここで
生きているのが不思議なくらい重篤な状態。
いつ心臓が止まってもおかしくないと...。
このまま放っておいたら
1〜2日の命と言われました!

朝持ってきたう○ちには血が混じっていたそうです。
体内で出血がおきているそうです。
う○ちを持ってきたおかげでかなり原因が特定できたようです。
これまで苦しみを表に出さないでずーっと耐えてきたはなちが
「う○ちを調べて!こんなになっているの!苦しさ分かって!」と
知らせてくれたのだと思います。

さらにさらに、
播種性血管内凝固症候群と言って、
本来は出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、
全身の血管内で起こっているようです。
これは早急な輸血が必要だが、かと言って単純に輸血をするのは逆に危険とのこと。
血液凝固を改善しつつ、様子を見ながら慎重に輸血を行わなければだめだと。
また、血液凝固への対応は必要だが、一刻の猶予も許さない状態なので、
すぐにでも手術が必要で、
緊急入院が決まりました。

本当に危ない状態なので、
輸血や手術中に死亡する
可能性もかなり高いので了解しておいてください。
また、手術しても完全に回復するかどうかはわからない。
まずは手術前の処置段階を
乗り切れるかどうかが、ひとつのヤマだ、と。

なんで、こんなひどい状態になるまで、なんとか出来なかったのか!?
つい、今までの検査結果からはわからなかったものでしょうか?と聞きました。
すると、開業医では余程設備が整っていないと、ここまでの検査はできないでしょう。
また、仮に原因がわかっても処置は難しいでしょう。
私達はこれを専門に行っているのです、と。

さすがに専門医。説明の際も、全て分かっている、という感じで、
この先生に任せれば大丈夫!という安心感と頼りがいを感じました。
とにかく全てを先生に任せることにしました。


検査中もがんばって!死なないで!

残りの検査を待っている間、ずっとお守りのポクポンに祈りを込めていました。
そして待つこと1時間半。
すでに輸血をおこなっているはなちに会わせてもらいました。
へたに動かせない状態ということで、輸血中のはなちのところまで行きました。
ケージの中ではなちは寝転んだまま。
こっちの呼びかけにも反応しません。


輸血中。こっちを見ることは無かったです

もしかしたらこれがはなちとの最後になるかも知れない(;_;)
そんな思いが頭を駆け巡りました。
それをなんとか振り切って、とにかく応援しました。

こんな状態でも
奇跡的にはなちは生きている。
はなちは生き続けるために今日この日を迎えたんだ。
ここまでがんばれるはなちの
精神力生命力は、
並外れているんだから大丈夫!
絶対に乗り切れる!がんばってくれ!

ポクポンをお守りとして預け、常に近くに置いておいてもらうように頼みました。
そして入院の手続きを済ませ、はなちを預けて病院を跡にしました。


とにかく
祈る祈るのみです。

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夕方17:30。
自宅に病院から電話が入りました。
手術の時間が18:00に決まったとのこと。

ただ、播種性血管内凝固症候群の進行が激しく、
かなり
厳しい状況だと、言われました。
輸血をしながらの手術になるそうです。
手術時間は2時間程で終わるらしいです。


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19:30。
また病院から電話が入りました。
2時間の手術だというのに、まだ1時間半しか経っていません。
嫌な予感がしました。
電話に出るのが
怖かった

予感は当たってしまいました。
手がつけられない程ひどい状態だったそうです。
麻酔が切れると苦痛しか残らないため、
麻酔が切れる前に
安楽死をさせた方が良いのではないかと提案され、
僕達もそれに躊躇うことなく同意しました。
もうこれ以上苦しい思いをさせるわけにはいきません。

電話を切った後、泣きました。
いいえ、電話を受けるまえから、何度も泣いていました。

すぐに車を出し、病院まではなちを迎えに行きました。
病院に着くと、はなちの待っている診察室に案内されました。

はなちは箱に入って眠っていました。
ただ
普通に眠っているようにしか見えませんでした。
お腹とそして、輸血の為に開けた首の傷を閉じた痕だけが
手術を行った後だということを示していました。

胆管を腸にバイパスするような手術を予定していたのですが、
お腹は腹膜炎をおこしていて体液でいっぱいになっており、
胆のうがとろけた状態で、メスを入れたとたんに破裂。
また、いたる所が癒着しており、
十二指腸やバイパス先である腸も溶けてぐちゃぐちゃだったため、
管を切って繋ぎ換えるということが不可能だったそうです。
それでも、どうにかならないものかと手を尽くしてくれた先生方に対し、
本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

はなちを車に乗せ、家に帰りました。
家に着いて、はなちの体を撫でていたら、
帰りの車で我慢していた涙が止まらなくなりました。
悲しいです
悲しすぎます
ごめんね。ごめんね。
もっと早くに俺達が動いていれば、助けてあげられたかもしれないのに。

もっといろんな所に連れて行ってあげたかった。
もっと遊んであげればよかった。
ワンコが苦手なのに、ドックランなんて行かなきゃよかった。
もう1回かわいく柴カットしてあげたかった。
チャイムの音で吠えるぐらい、叱らないでおけばよかった。
おやつ、もっといっぱいあげればよかった。

あの時、こうしていれば。あの時、ああしていなければ。
後悔が頭をぐるぐると回りました。
でも、後悔ばかりしていてもはなちは返ってきません。

これで苦しみから解放されたんだ。楽になったんだ。
そう思って、気持ちを切り替えるように努力しないと。

今、はなちはすぐ横にいます。

2007/6/6
昨日より元気がない気がします。
ジャーキーを細切れにして与えたらほんの少し食べたけど、
結局吐いてしまったらしい。
やっぱ物が食べられない。
とりあえずハネミルは少しだけ舐めました。ほんと少し。
黄疸のせいでお腹の色が黄色くなっているのが分かります(;_;)
時折、呼吸が荒くなります。苦しいのでしょう。

しばらくすると、ウトウトと眠くなったようで、穏やかな顔で寝ました。
すると、突然、寝ながら尻尾をフリフリ。
楽しい夢でも見ていたのかもしれません。


寝ている間だけは苦しさを忘れて!

2007/6/5
はなちは、今日も点滴をしてきました。
点滴をした日は多少顔つきが楽になっている気がします。
とりあえず呼吸は落ち着いています。
ただ、ご飯はたべません。
ハネミルも舐めませんでした。
ムリヤリにでも食べさせて良いのなら食べさせます。
でも、無理に食べさせて吐いても良くないから怖いです。

熱が下がんないから食欲ないの?


奥さんの腕の上

2007/6/4
大学附属動物病院で今週金曜日6月8日の朝一に見てもらうことに決まりました。
本当はもっと早くに診てもらいたいところですが、
大学病院というところはたいてい混んでいるものです。
そこをなんとか金曜日に割り込んでもらったようです。
それまでは、はなちの体調を少しでも良く保っておくために
今行っている病院での点滴を行うことになりました。

奥さん独りでちびたくとはなちを連れて、車で病院に行くのはかなり厳しいので、
金曜日は会社の休みを取りました。みんなで一緒に病院に行ってきます。
たかが犬の事で仕事を休むな!と、思う人も当然いるでしょう。
僕が犬を飼っていない人だったら、そう思っていたかもしれません。
でも、はなちは立派な家族の一員です。子供と一緒です。
絶対に助けます。
2007/6/3
血液検査をしたところ、これまで出ていなかった黄疸が出ていました。
試験管を見せてもらいましたが、確かに黄色い。
黄疸が出ているということで、関連する検査をしてみたら
細胞が破壊されると上がるという数値が上がっていました。

エコーも撮りました。
通常はうっすらと平らに白く映るはずの肝臓が、
黒っぽく異形に映っていました。
さらに、5mm程の異物(石?)も見つかりました。

また、固形物を食べると吐く。液体だと吐いていない。
どこかで物が流れにくくなっているのでは?ということで
バリウム検査もすることになりました。
通常90分もすれば、バリウムが腸まで流れていくらしいのですが
3時間後に撮ったレントゲンではまだ胃をちょっと過ぎた辺り。
しかも胃の中にまだバリウムが残っています。
残ったバリウムの形から想像すると、なにかバリウムを吸収するような
布などの異物が入っている可能性があるのではないか?ということ。
嘔吐を繰り返すことで胃の出口が炎症して狭くなっている可能性もあると。
内視鏡で見れば胃の中に何があるのかはわかる。
さらに取り出せるものであれば、取り出すこともできると。
ただ、もし仮に胃や肝臓に異物があったとしても、
それがこれまでの検査結果・症状全ての説明が付くわけではないと。

確かに開腹すれば体の中を見ることは出来る。
しかし、麻酔と手術の負担はかなり大きい。
内視鏡だと麻酔のリスクはあるが、開腹手術程の負担はない。
いろいろ悩んだ挙句、明日、内視鏡の検査をやってもらうつもりで話を進めましたが、
先生が、バリウムが流れにくいのが胃だけなのか?その先も流れないのか?
できれば2時間後にもう一度レントゲンを撮らせてくださいというので、そうすることに。

ちなみにう○ちはほとんどありませんでした。
便秘だと思っていたのは、単に空っぽだったから出すものが無い状態だったようです。
物を食べていないので考えてみれば当然かもしれません。

2時間後のレントゲン写真ではバリウムはなんとか大腸まで進んでいました。
胃の中のバリウムはキレイに無くなり、さらに先に進んでいました。
進みは遅いが、どこかが完全に閉塞しているわけではないということがわかりました。
これで内視鏡の話はいったんリセットになりました。
2時間後のレントゲンを撮っていなかったら、
何も入っていない胃を見るために麻酔を使う羽目になっていました。

となると、閉塞気味の胃の出口は、嘔吐による炎症か、
または肝臓の炎症や肥大などによる圧迫の可能性もあると。
検査をすればするほど、原因の特定どころか、可能性ばかりが増えます。
これは1つの要因だけではなく、複数の要因が絡んでいるかも。
ただ、ひとつ言えることは、肝臓が悪いことを表す検査結果が出ているということ。

先生は言いました。
「出来ることなら自分が治してあげたい。
しかし実際、出来る検査や処置に限界がある。
肝臓が悪いらしいということはわかっているが、
さらに絞り込んだ原因調査のための検査と的確な処置を行うとしたら
大学病院などの専門的な高度医療機器のある病院で検査をしたほうが
良いかもしれない。確かに自分が開腹をして体の中を診ることはできる。
しかし、それが自分では処置できない場合に、そのまま何もせずにお腹を閉じる、
というようないい加減なことはできない。
花ちゃんの事を第一に考えたら、
今は、自分のプライド云々は言っていられないんです。」、
と。

設備などの面で、大学病院と同じ検査ができるわけではないというのは、
確かにその通りだと思います。
いろいろ相談した結果、明日の朝、大学病院に連絡してもらうことになりました。

ここまで読んでくれたみなさん。
「今の先生は、さじを投げたのではないか?」とは思わないでください。
先生はこれまでありとあらゆる可能性を考えてくれ、
僕のしつこいまでの質問に、なるべくわかりやすくと、言葉を言い換え、図を描き、
納得するまで熱心に答えてくれています。
その時点で最良と思われる対処をしてくれていると思います。
先生にも当然、医者としてのプライドがあると思います。
プライドを守るために、出来ないことを出来ると言う人だっています。
しかし、先生は勇気をもって「出来ないことがある」と言ってくれました。
とにかく、なんとしてもはなちを元気にしてあげたい。
その想いが全てだからこそ、上に書いたようなことを言ったのだと僕は信じています。

先生はここのホームページのことを知っています。
たまに見てくれてるそうです。
この日記も読んでいるかもしれません。
勝手なことを書いていますが、気を悪くしていたらごめんなさい、先生。
2007/6/2
朝一で散歩に連れ出しました。
ちょっと歩けばう○ちも出るだろう、と。
でも相変わらず、ちょろっと出した後、
しばらくは
踏ん張っているんですが出ません
歩くのを嫌がったのですぐに帰りました。

散歩から戻ってからすぐに、チーズをあげてみたけど、全然食べない。
えー!
大好物のチーズなのに?!


チーズでもだめかよぉ....


昨日からほとんど食べてないから心配です。
なんでもいいから食べてくれー。
スナギモを小さく小さく切って口元に運んだら、ペロッっと口に入れました。
体は動かずに口だけ動いてます。

それを何度か繰り返しているうちに、食欲がちょっと出てきたのか、ムクっと起きました。
今はスナギモだったらなんとか食べるようです。
でも消化があまり良くなさそうだから、スナギモばっかりもあんまりあげられないな('-`;

午後に買い物に出かけました。はなちはお留守番です。
はなちがご飯を食べないのと、便秘をどうにかしようと
ペットシティで栄養補助食品を探したら、
ハチミツとミルクで作ってあるハネミルという商品があったのでさっそく買ってみました。
コンデンスミルクっぽいです。
小分けになっていて使いやすそう。
それから、以前に売り切れていて残念な思いをしたペットベッドが
入荷されていたので迷わず
即買い


ピンク系のボーダー柄

それから、それから、はなちのためにポクポンを買いました。
買ったのは
【健康】のポクポン。
【病気予防】のポクポンもあって迷ったんだけど、
今はとにかく【予防】ではなくて、【健康】になってほしいので。


ライオンだ、ガオー

んで、買い物から帰ると、はなち、ゲロってました(;o;)
スナギモがいけなかったのかも(T_T)
う○ちはしないし、栄養も取れないし。まずいです。

さっそく買ってきたハネミルをあげてみることに。
指先につけて口元に持っていくとペロペロしました。やった!食いついた!
でも、少しだけ舐めただけで、すぐに舐めなくなりました(-_-;
また後であげてみることにしよう。

夜になって、またトイレ散歩に連れ出しました。
申し訳程度のう○ちをしたあと、さらに踏ん張っていたら
う○ちの頭が肛門から見えましたが、
踏ん張りきれずに引っ込んでしまいました(^^;
元気がなくて力が入らないのか?

散歩から帰ってから、もう一度ハネミルをあげてみました。
指につけて、鼻先にちょんちょんとつけると舐めだしました。
指につけて舐めさせて、指につけて舐めさせて、
ひたすらそれを繰り返して、一袋分は舐めさせました。
ミルクオリゴ糖がお腹の調子をよくしてくれるのを期待してます。


ハネミル

2007/6/1
便秘のせいか、熱のせいか、ご飯食べません。
チーズを混ぜてあげて、やっと少しだけ食べました。

外に出してトイレさせましたが、
おしっこはしてもう○ちはほんの少しだけ。
その後も踏ん張ってるけど、出ません。


熱と便秘じゃつらいよね



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